消費者金融のCM

  • Posted on 8月 28, 2014 at 5:05 PM

1960年代後半から1970年代にかけて消費者金融は急成長を果たし、それに伴って「サラ金地獄」と言われる社会問題も巻き起こしました。取り立てを苦にした自殺者も増えるなどがあり、多くの雑誌が実態に関するキャンペーンを行いましたので、それが広く世間に認知されるようになりました。そのため消費者金融は後ろ黒い業界というレッテルを貼られるにいたってしまいました。テレビのCMや新聞広告なども難しい状況だったのです。しかしバブルが崩壊したことで利用者も増え、スポンサーを失いつつあったテレビ業界や新聞業界も、大口のスポンサーとして認めざる得ない状況になりました。深夜にかろうじて流れる程度であった消費者金融のCMが、お茶の間で目にするようになったのです。


<アイフルのくぅ?ちゃん>

消費者金融のダーティーなイメージを払拭することに成功したのは、今でも独立系消費者金融大手として知られるアイフルのCMです。ちわわのくぅ?ちゃんを起用したことで明るく健全なイメージ作りに成功しました。その当時利用者が多い年齢層のイメージを払拭すること難しかったとしても、このCMによって次世代は嫌悪感をいだかないようになっていったのです。ただしあまりにも警戒心を無くしてしまうということを懸念した日弁連はテレビCMの中止などを求めました。しかしスポンサー不足が大問題であったCM業界で大口スポンサーをなくすことは死活問題です。CMを流す時間帯や警告文などを盛り込むといった工夫によって乗り切りました。

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